言葉の壁

アパート住まいのお宅に営業にいったとき。
ドアを開けたら外人のお母さんがでてきた。
ぱっと見で30前後。
アジアの人らしいんだけど、すごく胸が大きくて驚いた。
外人の人は胸が大きい人が本当に多い。
最初、なかなか言葉が通じなくて困った。
カタコトのうえに、そのアパートがある土地の方言で話すからだ。
それに考え方もちょっと日本人と違って、こっちの引きが通じない。
だからがんがん押してみた。
最初にすごく拒否が大きかったわりには、いったん折れるととことん折れた。
家の中に上げてもらって、話し込んだ。
その辺りの人たちはちょっとじめっとした感じの人が多くて
ちょっとイヤになっていたけど、
このお母さんはそういうところがないので、よかった。
あんまり胸が大きい上にノーブラだったので、そっちに目がいってると
「ダメ」
とかいいながら、胸をちょっと突き出した。
ダメといわれたので何もしないでいたら、また
「ちょっとだけダメ」
といわれて、服の首の部分をちょっと前にのばした。
あれ? と思って、ちょっと胸を触ってみたらなにもいわれなかった。
我慢できなくなったので、お母さんの後ろにまわって胸を揉んでいたら、
「ダメダメ」といいながら後ろに手をまわしてきて、こっちの股間を触りだした。
「ダメってなんですか?」とか聞いてみたら、
旦那さんとしたいときもそういうふうにいって求めるみたいだった。
旦那さんが仕込んだのかなと思った。
アパートの1階で、窓のカーテンも空いてるのでちょっとまずいなあと思ったけど、
後ろからそのままズボンを脱がしてした。
こんなに積極的にされたのは初めてで驚いた。
たぶん外人さんは美的感覚がちょっと違うんだろうなと思った。
もう少し言葉がちゃんと通じればよかったんだけど。
契約をもらって、その後もう一回した。
契約書を書いてもらってる最中も俺が紙を押さえて、
お母さんはずっと片方の手でこっちの股間を触ってた。
あとで、またしたいなと思ったけど、
電話だとお互いまったく意志の疎通ができなかった。
あのときは知らないうちに身ぶり手振りで意志の疎通をとってたんだなあと思った。
結局電話で連絡ができないので、それっきりになった。
語学をきちんと勉強しておけばよかったなと、大人になってから初めて思った。