前に車で後ろから

煽られて、その日はとても気分が悪かったから、
車を降りて話つけようと思ったら、カギをかけてでてこないので、
ドアを殴り続けてたら、前を向いたまま涙を流し始めたおっさんがいた。
だるくなったので、それ以上はなにもしなかった。
いまそのおっさんが店に来たよ。
「おい」と呼ばれたのでいったら、ぼそっと「早く来い」とかいった。
「領収書よこせな」ともいった。
あ、またこの辺に多い甘えボクちゃんオヤジお客様かと思って、
よく顔を見たらそのおっさんだった。
おっさんもこっちに気がついたみたいで、「あ」とかいって目を合わさなくなった。
そのあとは、「あ、すいません」「は、それでけっこうです」と敬語になった。
こういう一貫しない態度がいちばん腹が立つ。でもお買い上げありがとうございました。
俺はもちろん仕事だから、いまの自分にできる精一杯の愛想で応対させて頂いたけど、
そんなにビビりはいるならもっと他人に優しく生きればいいのにと思う。
そうすれば、他人だってビビらさないで優しくしてくれるのに。
(それでもビビらそうとするヤツは遺伝子のレベルで消したほうがいいと思う。
そういうヤツってのは地球に発生した最初の生物の段階で、
しなくてもいい分裂でできてしまった超失敗作だから。)
この辺の人って不思議。なんか同じ県内でも特に文化というか風習というか、
そういうのが違う気がする。
優しい人ばっかり損かぶってるし・・・。
やっぱりあの日、ドアぶっ壊してでも殴っちゃえばよかったかな。

焼きマン

焼きマンじゅうを食べた。
前にフーコパパが、「あんこ入りは美味しい、伊勢崎病院の前の店」とかいってた。
でもそこにはなかなかいけなかった。
「あんこ入りの焼きマンじゅう食べてみたいな」とか
焼きマンじゅう屋のおばちゃんにいってみた。
そこのお店はあんこ入りはやってなかった。
そしたら今日、そのおばちゃんが、
「特別だよ」
といって、わざわざ少しだけ仕入れて焼いて食べさせてくれた。
焼きマンじゅうはあんまり美味しくないかもと思っていたけど、
あんこ入りは超美味しかった。
甘辛いタレとあんことちょっと焦げた生地がすごく美味しい。
感動した。

お深いオフ会

タナパパとアニキの2人のメドがついたような気がしなくもないので、
オフ会の計画を進めなければならない。
というか全員、G県に呼ぼう。
K市はダメだ! 
いまもっとも熱くてトレンドなスポット!
それがG県!
そうだ、それがいい!
はーっはっはっはっはっはっはっはっは!
決まり!

「時間がない・・・」

某所でのある話題だけど、時間って切実だなあと思う。
二十歳そこそこの人だとその辺りがよく分からない。
分かれっていうほうが無理。
でも三十路を過ぎた辺りから・・・いよいよ切羽詰まってくる。
でも考えてみると、なにかひとつのことを成し遂げるのに
手段は絶対にひとつじゃないから、
その人にあったやり方を貫くのもいいと思う。
その某所に書き込みしていたとき、
ボクも「ナニワ金融道」の青木雄二先生の話が思い浮かんでいた。
あと水木しげる先生の話も。
貸本で貧困を極めていた生活の中、貸本から雑誌への転向も非常に困難だったそうだ。
雑誌編集側から貸本漫画家に仕事の依頼が来ることもあったそうだけど、
慣れないジャンルの漫画を描かされて失敗した人も沢山いたとか。
切羽詰まっていた40代の頃の水木しげる先生に唐突に少年マガジンの編集者が訪ねてきて、
「編集方針が変わったので32ページ自由にやってください」
といわれたのだそうだ。
で、描いた漫画が賞までとり、有名作品の特撮化、アニメ化までされた。
水木しげる先生はよく漫画の中で、
「神のような存在」が偶然という形で人間の幸不幸を左右すると書いておられるけど、
やっぱりそこには見えざる努力というか常人とは違う何かがあったんだと思う。
だから、がんばれ!
がんばれという言葉がよくないという人もいるし、それも一理あるとは思うけど、
それでもやっぱりがんばれ!
自分の思うやり方でがんばってれば、きっと何かの形で報われるはず。